和箪笥から下駄箱誕生

不要になった和箪笥の下段を下駄箱にして欲しいとのご注文を頂きました。古い箪笥ですから多少傷は付いていますが、板作りの躯体は頑丈に出来ていました。上二段の大きな抽斗はそのままでは使い難いので前倒し戸にしています。逆に下段の抽斗は前倒し戸にした場合、かがみ込んで使う事になり不便なのでスライドレール付の抽斗に改造しました。開き戸の中は棚付きにしていますので小物を収納できます。前板の栴檀材の杢目も鮮やかに蘇り、新たに作ったタモ材の天板も耳付きにしましたので楽しい雰囲気も味わえます。脚にはアジャスターを付けていますので土間の凸凹にもぴったり対応できました。