会長ブログ

解体材で作る食器棚-1

新築中のお客様から以前住んでいた家の解体材で食器棚を作って欲しいとのご依頼がありました。
材料は大黒柱と床柱が各1本、玄関柱が2本。
これらを使って幅120cm高さ1800cm奥行き30cmの総無垢の食器棚をというご注文でした。
大黒柱は素性の良い8寸角の芯持水目桜。
床柱は耳付きのチヂミが入った多少捻ってるが目が細かい芯持の楓。
玄関柱は久し振りに出会った素直で杢目も綺麗な栗。
解体材ですから当然下の写真の様に梁や貫、込み栓、クギ穴やコンセントなども見えます。
IMGP0066sb.jpg
左から栗(2本)、水目桜、楓  3/24搬入
こんな食器棚 ↓ を作る予定です。
IMGsb.jpg


4/22  製材所で予め使う部材に合わせた厚みに製材しました。
ホゾ穴や貫穴、込み栓の穴等があります。
クギが心配でしたが大丈夫でした。
IMGP0114sb.jpg
水目桜
IMGP0118sb.jpg

IMGP0116sb.jpg

IMGP0121sb.jpg
本体側板や戸框用に製材した栗と棚板や戸板用に製材した桜
IMGP0122sb.jpg
本体天板、カウンター用に製材した楓


IMGP0144sb.jpg
アリ加工 溝突き ホゾ穴 などを細工して組み立て直前の板
IMGP0148sb.jpg
IMGP0150sb.jpg
5/9 本体組み立て中