会長ブログ

木製の車作り 33

今回の作業は、ダッシュボードの加工とボンネットヒンジの取り付けになります。

ダッシュボードパネルは、質の良い12mm厚の杉板を三枚矧いでいます。本体の曲線に合わせて、隙間が出ないように丁寧に削り合わせます。

 

次に、円形の計器パネルとスタータースイッチに合わせて、ジグソーで穴を開けてから仮止めを行いました。

 

バックミラーも仮付けしてみました。左右共OKです。

 

次にボンネットのヒンジ加工です。

理想的には閉じた状態でヒンジが隠れていることですが、強度を優先した結果、ヒンジが大きくて目立つようになってしまいました。ラッチは目立たないようにドア用の空錠を改造して小さく作り直しました。また、金属製の天開きステーを使わず、強靭な平紐を使用してボンネットを閉じる際の干渉を避けています。

 

鉄アングルで自作したへッドライトステーは未塗装状態ですが仮付けしてみました。

計器類やヘッドライト、バックミラーなどを取り付けると見た目の印象が変わって来ます。随分車らしくなってきて気分も上がってきます。